2012年8月3日金曜日

楽しかったね!お泊まり会

YMCA山手台保育園アルクお泊り会のご報告
7月20日(金)~21日(土)に保育園アルクの5歳児の子どもたちがお泊まり会を行いました。天気は梅雨明けで万々歳!と思っていたのに、7月異例の涼しさの中でのスタートとなりました。お泊まり会当日は、海の公園で夕食用のアサリ取り、そしてYMCA金沢八景保育園のお友だちとの交流保育を行いました。夕方には子どもたちが楽しみにしていた事の一つ《大きなお風呂》。昔ながらの銭湯へ行き、皆で輪になって背中洗い!子どもたちも嬉しそうでした。夕食の後は、アルク探検!いつもの慣れたアルクだし、電気もついてるけど誰もいない夜のアルクはちょっと怖い・・・お友だちと力を合わせ、合い言葉を言って宝箱のカギを持って帰れるかな?
翌朝は、自分たちで選んで作って食べられるバイキング形式のオリジナルサンドウィッチを食べました。最後は、海で拾ってきた貝で写真たて作り!子どもが配置を考え、大人がグルーガンでくっつけました。ビーズも使いとても爽やかで素敵な作品ができあがりました。今回のお泊まり会は『アルクに皆で一回お泊まりするよ』と伝えるところからスタートしました。『オレ、温泉でお泊まりし!』『お姉ちゃんと~に泊まったことある!』等、好き勝手に言っていた子どもたち。《家族から離れて泊まる》ことを理解すると表情が暗くなる子もいました。でも、《クラスのお友だちとリーダーたちが一緒》ということを強くプッシュし、皆で頑張ろう!という雰囲気作りに心掛けました。
リーダーが決めるのではなく、皆で決めるお泊まり会。始めはは訳が分からず話し合いに参加していた子どもたちも、少しずつ理解し、自分が行きたい所、やりたい事、食べたい物等、言うようになってきました。普段自分の気持ちをなかなか言わない子が『大きなお風呂に入りたい!』なんて言った時は、何とか希望を叶えたい!と強く思いました。楽しいだけではなく《もし、悲しい・寂しくなったら泣いても良いよね。困ったときはリーダーに言おう。隣の子が泣いていたらリーダーに教えよう》という事も伝えていきました。
企画・準備を子どもたちと一緒に行い、多くの発見がありました。こんな事も子どもたちでできるの!アイデアが出せるんだ!と驚きがたくさん!! 自分たちで準備してきた事が当日ひとつひとつ実現され、子どもたちも嬉しかった事でしょう!この経験が一人ひとりの大きな自信になると信じています。今後、色々な場面で自信を持って何かに取り組む、自分の思いを伝えるなど、たくましい姿が見られる事と思います。5歳児クラスの子どもたち、本当によく頑張りましたよね!一緒に子どもたちを見守り、盛り上げ、協力してくださった皆さま、ありがとうございました。これからの5歳児クラスの成長もお楽しみに!
 (YMCA山手台保育園アルク 佐々木まゆみ)