横浜北YMCA・9月野外活動のご報告
9月の野外活動は2泊3日YMCA三浦ふれあい村で過ごしました。台風にも負けず、3日間とも晴れて、とても楽しく・元気よく活動できました。今回はサッカーのお友だちも同じバスで移動し、いつもとちょっと違う環境にドキドキしている子どもたちでした。
1日目 YMCA三浦ふれあい村に到着してからまず最初にするのは大きな自分の荷物を持ってやまびこ棟まで移動すること!!大きな荷物を持って歩くには階段があったり、距離があり大変でしたが全員が一生懸命歩くことが出来ました。
チェックイン後は村内をグループごとに歩き、これからたくさん遊ぶフィールドの確認をしました。夕方からはお待ちかねの野外炊事!前日の給食がカレー&ナンで続いてしまったまさかのハプニングにもめげず、ナンは粉を混ぜるところから始めました。2種類の粉と塩・砂糖・酵母菌などの材料をひたすらこねて、発酵させて、人数分に分けるなど一つ一つの行程をしっかりと確認しながらおいしいナンを作っていました。また、カレー作りでは、これまでかまど係をやったことのないお友だちが積極的に「今回はマッチをやるんだ!」と名乗り出て、積極的に作業を進めていました。前回の失敗を活かしてカレーのお水を調整して作ったカレーはちょうど良い水加減でできあがり、とっても楽しく・おいしく作ることが出来ました。
また、夕食を食べ始まる前には現地集合組も合流し、全員そろっていただくことが出来ました。夜にはブルーシートを敷いて星空を眺め、夏の大三角を観察しました。星座に詳しいお友だちがみんなに解説してくれて、就寝前の時間をゆったりと過ごしました。
2日目 起床後、身支度を整えたら浜辺まで行ってゴミ拾いをしました。「ご飯を食べたらこの場所で遊ぶから綺麗にしなきゃ!」といって15分ほどでしたが競うようにして拾っていました。
午前中の磯遊びでは今回の宿泊初めての海プログラムに高まる気持ちを抑えながら説明を聞き、ライフジャケットを着ていざ出発!岩場を移動して磯の生き物を観察したり、プールのようになっている水たまりにぷかぁっと浮いてみたり、いろんな方法で磯遊びを楽しんでいました。
カニやヤドカリを見つけては「お~い!捕まえたぞー!!」とみんなで見せ合っていました。
お昼後はしっかりと休憩をとって、午後も海へと繰り出しました。台風の影響でうねりがあり、この日の午後はシーカヤックを出せず、全員ライフジャケットを着ての海遊びを行いました。手をつないで海に入り、子どもたちは足の着かない所まで行ったり、手を離して波に向かって泳ぐなどとても楽しそうに過ごしていました。クラゲに刺されたお友だちがでてしまったのが非常に残念でした。
夜には準備会で各グループごとに準備したゲームを盛り込んだキャンドルファイヤーを行いました。当日欠席したお友だちもいたので急遽変更した点などもありましたが、グループで話し合いの時間を持ち、全体への説明・進行など最後までやりぬくことが出来ました。子どもたちが企画・進行するプログラムに初めてチャレンジしましたが、終わった後の顔はきらきらと輝き、満足そうに笑っていました。
3日目 この日は荷物をまとめつつ、午前の準備もするため朝から大忙しでしたが、それぞれが確認しながら荷物整理を進めていました。靴下など小物をなくしてしまう、自分の物と認識していないところが今後の課題となりそうです。
午前中は海のうねりも小さく、シーカヤックを出すことが出来ました。初めは「怖いから乗りたくない」といっていたお友だちもいましたが、コツをつかんだらすいすいと乗り回し、とても楽しそうに乗っていました。安全上小学3年生以上でないとカヤックに乗れないため1.2年生は引き続き海遊びをしましたが、3日目はさらにチャレンジ精神旺盛で「昨日の所に今度は一人で行きたい!」「こっちは浅いよ!!」など言いながら楽しんでいました。また、お兄さんたちのシーカヤックを見ながら「3年生になったらあれに乗るんだ!」と憧れを抱いていました。
今回の2泊3日では海のプログラムでたくさんの笑顔を見ることが出来ました。また、生活面では荷物整理に苦労をしたり、活動グループの違うお友だちとおしゃべりするなどまた違った一面を見ることが出来ました。
今回のように宿泊ではプログラムだけでなく、合間の時間や生活面でのやり取りが多く、その中で学び・成長していく部分がたくさんありました。そういった学びが後期、開花していく事を願っています。
(横浜北YMCA 宇野)