2010年11月24日水曜日

納得の演技

湘南とつかYMCA・シンクロナイズドスイミングチーム活動報告

11月3日(水)に湘南とつかYMCAにて、“い~とつか祭”(YMCA国際・地域協力募金イベント)が実施され「湘南とつかYMCAシンクロナイズドスイミング」の発表会を行いました。朝早くに集まり、練習をしながら発表会の手作りポスターを貼ったり、自らチラシを配りアピールをしました。
本番ではプールサイドは勿論、観覧席も人でうまるくらいたくさんの方々にお集まりいただくことができました。指導者もあまりの人数にビックリしたほどです。発表は、「小学生チーム」「小学生ソロ」「中学生デュエット」「中学生チーム」「小学生と中学生合同チーム」の演技をしました。去年の発表会時には緊張で思うように演技ができなかったメンバーも今年は納得のいく演技ができたようです。シンクロを始めてまだ間もないメンバーも最後の合同の演技で一緒に発表し、とても良い経験となりました。たくさんの方に見て頂き、子どもたちは勿論、保護者や私たち指導者も非常に嬉しく自然と笑顔がこぼれる演技をすることができました。また来年の発表会に向け日々の練習に取り組んでいきたいと思います。
 
(湘南とつかYMCA 溝部文子)

2010年11月20日土曜日

全てに感謝する気持ちを

11月19日(金)今日は『収穫感謝祭』。YMCA山手台保育園アルクの園庭に於いて、アルクの子どもたちが『焼きいも』を行いました。『収穫感謝祭』とは、イギリスの清教徒がアメリカ大陸に渡り新生活を始めたところ、その一年間は収穫が無くとても苦しみました。しかし翌年、先住民の友情を得て土地に適した種をもらい、育て方を教わって豊かな収穫を得ることができました。このことを喜び、神様に感謝して礼拝を捧げ、また先住民の友情に感謝下のが始まりと言われています。
今年の猛暑の中、子どもたちはアルクファームに植えたお野菜のため、水やりや雑草とりを保育士と一緒に力を合わせて頑張ってきました。野菜はみんなの努力のおかげで立派に育ち、秋にはサツマイモ堀を楽しむことができました。そのサツマイモを今日は園庭で『焼きいも』にして、みんなでいただきました。YMCA山手台センター内にあるプールを管理しているスタッフ、通称“機械室のおじさん”にお手伝いをしていただき、焼きあがったアツアツの『焼きいも』に子どもたちは大喜びでした。青空の下、神様に感謝のお祈りをしてから、子どもたちはとても美味しそうに食べていました。「おいしい!」「おかわり!」の声がたくさんあがりました。美味しくいただいた後は、朝から『焼きいも』の準備をし、サツマイモを焼いてくださった“機械室のおじさん”にみんなで感謝のお礼をしました。また、いつもお世話になっている方々、みんなに感謝することを喜ぶことができました。
この『収穫感謝祭』を通して、今与えられているもの、今まで与えられてきたものの全てに感謝する気持ちが育ってくれると良いですね。そして、その感謝の気持ちが子どもたちに生きる力を与えてくれることでしょう。
(YMCA山手台保育園アルク 遠藤弘子)

2010年11月19日金曜日

フェアプレーを称えて

横浜YMCAキッズサッカー・YMCAカップ報告

YMCAカップとは神奈川県下のキッズサッカープログラムを実施しているYMCAから参加者が集まり、7~8人制の試合を行う内部の大会です。練習の成果を発揮する場として、各学年1期に一度、グランドに集結し優勝を競い合います。
4年生の部-11月7日(日)、4年生YMCAカップの2期大会が厚木市にあるゆとりの森で行われました。天候にも恵まれ、サッカー日和の1日でした。4年生は今年から横浜YMCA全体でスキルアップ講習会というプログラムを実施し、全体のレベルアップを図っています。今大会は9チームが参加し、全てのチームが日々の練習の成果を存分に発揮していていました。やはり4年生の大会にもなると、試合中に仲間同士で声を掛け合う場面が多く見られとても良い雰囲気で試合をしていました。試合を行うと今後に向けて新たな課題が出てきます。これもチームや個人にとってステップアップには大事な事ですね。これからも怪我、体調管理などに注意して練習に取り組んでいきたいと思います。そして、3期のYMCAカップで、また素晴らしいパフォーマンスを期待しています。
(藤沢YMCA 六林満良)

1年生の部-11月14日(日)、1年生YMCAカップの2期大会が大和市にあるゆとりの森グランドで行われました。今大会では、1年生以下の大会として実施しましたので幼児の参加もありました。ルールを覚えるので精一杯なところもありましたが、白熱した試合が数多く見られとてもよかったです。保護者の方々の声援もたくさんあり、子どもたちの励みにもなっており良いプレーにつながっていたと思います。
YMCAでは優勝、準優勝、3位など順位の表彰もいたしますが、閉会式で各チーム1名ずつフェアプレー賞を授与しております。試合での技術だけでなく、1日を通してフェアプレーの実践ができている選手を表彰しております。自分の名前を呼ばれたときの驚きと喜びが表情に表れる一瞬がとてもうれしく思います。日々の練習の中でグリーンカードを使いながらしっかりフェアプレーを伝えていることが、試合の中で実践できております。今後も、サッカーの中でたくさんの成長ができるようリーダー一同努めていきます。
(横浜中央YMCA 関口 努)

2010年11月17日水曜日

感謝する

YMCAたかつ保育園・ 園長だより11月号

寒さと共に、山々も色づき始め 本格的な秋到来です。この時期、自然の実りの豊かさに気づかされます。給食では、秋の味覚が提供され、お散歩ではたくさんのどんぐりを拾い この時期を楽しんでいます。10月9日(土)の運動会は、雨天のため体育館での開催でした。たくさんの方々が参加してくださり、みんなの心がひとつになって楽しいときを持つことが出来ました。運動会で見せた子どもたちの姿はきっと皆さんのこころに焼きついたことでしょう。子どもたちの輝いている姿を家族の方々と分かち合うことができ 感謝いたします。10月14日には、お芋掘りを通して収穫する喜びを体験しました。27日には、焼き芋で秋の味覚を堪能しました。残りのお芋は、給食・クッキングの食材として利用することになっています。11月は、収穫感謝祭の月です。収穫感謝祭の由来は、1620年に、ヨーロッパからアメリカ大陸に渡った人々(ピルグリム・ファーザーズと呼ばれるクリスチャンたち)が、厳しい未知の地で1年過ごし、最初の収穫が得られたことを神様に感謝したことが始まりです。YMCAたかつ保育園でも、豊かな自然の恵みを共に喜び感謝する機会として礼拝のときを持ちます。実り多きこの時期、子どもたちは神様からいただいた恵みを体いっぱいに受け心も身体も大きく成長しています。11月の末よりクリスマスを迎える準備のアドベント礼拝が始まり、牧師先生からクリスマスについてのお話を聞きます。今年は、幼児クラスの子どもたちがクリスマス会でページェント(クリスマスのお話)を演じ、ぱんだ組(年少)・ぞう組(年中)・きりん組(年長)がそれぞれの役割を担当いたします。みんなでクリスマスを迎えることが出来たらうれしく思います。運動会・お芋ほり・シャボン玉ショーにお手伝いくださった保護者の方々、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。チャリティーランには、皆様の募金により2チーム10名がきりん組(年長)より参加しました。応援、ありがとうございました。
(YMCAたかつ保育園 園長 平川恭江)

2010年11月16日火曜日

あつあつ・ほくほく

YMCAたかつ保育園・お芋掘り&焼き芋Day

10月14日(木)朝方の雨はどこへやら…。芋掘り日和の素晴らしい天気の中、「三富農園さん」へ芋掘りに行ってきました!猛暑で作柄が心配されましたが、農園の方のご苦労で今年も豊作で大きなお芋がどっさり!掘ることができました。子どもたちは、お芋とつられて出てきた虫たちにも大喜びで次々とお芋を掘り出していました。大きなお芋ほど深くまでしっかりと埋まっているので掘り出すのは大変です。赤い顔を出した芋の頭を頼りに周りから掘り進み、土から引き抜いた満足感は格別です。3歳児~5歳児はリュックサックに自分で掘ったお芋を入れて持ち帰りお土産にしました。小さいクラスの子どもたちにもお芋がプレゼントされました。
 
10月27日(水)は焼き芋デーです。掘ってきたお芋がちょうど乾いて甘みを増してきています。準備は前日の芋洗いから始まります。自分の手で掘り出した泥だらけのお芋をきれいに洗ってホイルに包んで準備完了です。炭の火が赤々と燃える中にお芋を入れてしばらくすると「甘くて香ばしい」香りがしてお芋が焼きあがり、あつあつ・ほくほくのお芋を手にした子どもたちはみんなニコニコ。おいしいものをみんなで食べることができる幸せを感謝したひと時でした。たくさん取れて残ったお芋は、収穫感謝祭の時に給食としていただきます。主催して頂いた保護者会の皆様、ありがとうございました。
 
(YMCAたかつ保育園 相馬良文)

2010年11月13日土曜日

子育てランド 2010年11月号

子育てランドとはYMCA保育園から毎月発信する子育てに役立つ情報です。各保育園の専門職員の現場での経験をもとに、すぐに役立つ「豆知識」をご活用ください。

「おやつの砂糖に気を付けて」

子どもたちは甘いものが大好き。でも毎日ジュースやスナック菓子、甘いお菓子ばかりを食べていると虫歯や肥満予備軍になりかねませんね。YMCAあつぎ保育園ホサナでは、毎年夏になると「喉が渇いたら水とジュースどっちを飲むといいのかな?」と子どもたちと一緒に考えます。そしてジュースに含まれる砂糖の多さを伝え、おやつの時間に食べているお菓子の砂糖について学ぶ食育を行っています。子どもにとって1日に適切な砂糖摂取量は約40g。そのうちおやつで摂っていい量は約20~25g(1本8gのステックシュガーだと約3本分)。実物に当てはめてみると、炭酸飲料350ml→5本分、メロンパン→4本分、カステラ一切れ→3本分、ヨーグルト→2本分。「もし、炭酸飲料を全部飲んだら他のおやつは食べられないね。ちょっとだけにしたら他にも食べられるよね」と、みんなで考えます。子どもたちにとっておやつの時間は楽しみであると同時に3度の食事で摂りきれない栄養を補給する場でもあります。そのため、保育園でのおやつは手作りで、蒸しパン、うどん、おにぎり、ふかし芋など食事のようなものが中心です。凝ったものを作らなくても、バナナ1本でも十分。これから旬を迎えるりんごをそのまま食べたり、さつまいもを焼き芋にしたものでも立派なおやつです。これから寒くなる季節には、根菜たっぷりのうどんなども体が温まりオススメです。でも次の食事時間を考えて食べ過ぎないことも忘れずに。
(YMCAあつぎ保育園ホサナ管理栄養士 荒川加奈子)

柿の生まれた国は?

厚木YMCA・自然学校プログラム『みかん&柿がり』

厚木YMCAでは、秋季、自然学校プログラムとして11月7日伊勢原市にて、"みかん&かき狩り"というテーマで実施いたしました。自然学校プログラムとは、厚木YMCAウェルネスジュニアクラス(通年型の水泳や体操クラスなど)に参加されているメンバーを対象に、2~3ヶ月に一度、主に日帰り形式にて行うDAYキャンププログラムです。学年別の少数グループ体制(6~8名)に対して1名の指導者が付き、厚木市周辺の自然のフィールドで体験学習を実施しています。
 
この日は、総勢30名のこどもたちとリーダーが秋晴れの空のもと、元気良く集合して『みんな秋の味覚を探しにいこう!』という掛け声を出しながら出発していきました。現地に到着すると、こどもたちは元気いっぱい、大人であればやっとの高さの、みかんの森を所狭しと走りまわりながら、おいしいみかんを探すの必死です。『あかるい黄色であまりおおきくないやつがおいしいんだよね』とか『あともう一個!!』大きな声を出しながら、みかんの森の中の、まるで迷路のような道をぐるぐると走っていました。また恒例の『ネイチャークイズ』を実施し、"柿の生まれた国は日本である?!""みかんとかきはどちらに、ビタミンCはふくまれている?"などもこどもたちに大好評でした。
自然学校プログラムでは、大きく3つの約束ごとを交わしています。まず一つは、ともだちを大切に!二つ目は約束を守る、そして最後に『いっぱい、からだをつかって遊ぼう』です。グループ活動や、自然の中での気付きやドキドキ、わくわくの発見も勿論大切なのですが、時間を忘れて、たくさん遊ぶこと。実際に、今回も味覚狩りを満喫した後、『何やりたい?』と広い広場でこどもたちに質問すると、全員声を合わせて『おにごっこ!』という声が返ってきました。すっきりとした秋空の下、身体を動かすのに、とてもきもちの良い日となりました。
(厚木YMCA 田中誠也)

2010年11月12日金曜日

豊かな恵み、健やかな成長を

祝福式とは七五三のように子どもたちの健やかな成長をお祝いする行事です。キリスト教保育を行っているYMCA山手台保育園アルクでは、7歳・5歳・3歳の時だけではなく子どもたち全員の成長を毎年祝福しています。11月9日(火)保育園の近くにある横浜聖クリストファー教会にて3歳・4歳・5歳クラスの園児たちが祝福式を行いました。司祭様が園児たちひとりひとりの頭に手をかざし、祝福をしていただきました。子どもたちはいつもの礼拝とは違った雰囲気の中、緊張した面持ちで自分の番を待ったり、祝福を受けているお友だちの顔をのぞき込んだりしていましたが、自分の番が来ると落ち着いて司祭様からの祝福を受けることができました。神様から豊かな恵みを受け、日々成長していく子どもたちを私たちも大切にし、見守り続けていきたいと思います。また、子どもたちがこれからの1年間を神様からの祝福を受けそれぞれが成長できますように。
(YMCA山手台保育園アルク 遠藤弘子)

2010年11月11日木曜日

旬!さんまを上手に食べよう

YMCAあつぎ保育園ホサナ・園内活動報告

YMCAあつぎ保育園ホサナでは、毎年秋に子どもたちが骨付きの魚に挑戦しています。先日も脂ののったおいしそうなサンマが給食に初登場し、いただく前に食べ方の練習をしました。「食べる前に箸で切れ込みを入れて、上の身を取るんだよ。そうしたら、太い骨が見えてきたね。今度は頭から引っ張ると、ほら!きれいに身と骨が取れたよ。」と、まず給食のリーダーから手づくりの模型を使ってレクチャーをしました。子どもたちはとても真剣に聞いていました。さあ、いざ食べ始めてみると、3歳児はちょっぴり時間がかかりましたが、リーダーに手伝ってもらって上手に食べることができました。4歳児は箸を使い慣れているので、一人で上手に骨を取ってどんどん食べていきます。5歳児ともなると、さすがお魚名人!というくらいに器用に、しかもきれいに食べることができました。 切り身の魚が出ることが多い中で、頭や骨のついている焼き魚を初めて見たお友だちもいるかもしれません。サンマの他にも、アジの干物なども骨付き魚に挑戦するには食べやすい魚です。子どもたちが食に興味を持つような、楽しい食育をこれからも行っていきたいと思います。
(YMCAあつぎ保育園ホサナ 荒川加奈子)

2010年11月10日水曜日

伸ばして切ってゆでて…うどん作り

横須賀YMCA・チャリティーイベント

10月24日(日)に、三浦ふれあいの村にて『うどん作り&キャンドル作り』を実施しました。ご家族での参加やお友だちのみの参加者を含め15名での実施です。外での活動でしたが当日は比較的暖かく、過ごしやすい気温の中で行えました。うどん作りはみんなで粉をこねるところから始め、伸ばして切ってゆでてと…それぞれが楽しみながら行っていました。火おこしは参加したお父さんを中心に何名かのこどもたちで火の当番を交代しながら行いました。また、みんなそれぞれが思い思いに切った麺はとても太かったり、細かったり、長かったり、短かったりと、とても個性豊かな?!素晴らしいうどんに大変身!!「マカロニみたい!」「すいとんみたい!」「きしめんみたい!」など、いろいろな声が飛び交っていました。みんなお腹いっぱいになるまで食べ続けていました。食べ終わった午後は、キャンドル作りを実施しました。しかし、思うようにロウが溶けなかったアクシデントもあり苦戦しましたが、最後にはキレイに色付けをすることができたので、是非、お家でもクリスマスに向けてチャレンジしていただければと思います。昨年はピザとクリスマスカード作り!今年はうどんとキャンドル作り!来年は何かな?
 
今回はチャリティーイベントとして行われたため、参加費の一部を先日行われた第13回横浜YMCAインターナショナルチャリティーランの募金とさせて頂きました。YMCAの活動にご理解・ご協力ありがとうございました。今後も参加型のチャリティイベントを計画していきます。今回参加出来なかったみなさんも次回は、是非楽しみながらチャリティに協力してください。
(横須賀YMCA 尾内清香)

2010年11月9日火曜日

仮装でお出迎え

YMCAとつか保育園・オリーブ祭

11月3日(祝)とつか保育園では保護者会(オリーブ会)主催のチャリティーイベント、オリーブ祭がおこなわれました。当日は晴天にも恵まれ在園児をはじめ卒園児もたくさん遊びにきてくれました。今年は職員が全員仮装してお出迎え。あまりの変わり様に目を丸くしていたお友だちもいました。
バザー(日用品販売)コーナーでは、多くの献品が集まり水鉄砲やプラモデルに子どもたちが目を輝かせ『どれにしようかなぁ』と友だち同士悩む姿がありました。食品コーナーでは、始まる前から保護者の方々が火起こしを頑張ってくれ、おいしい焼きそば、豚汁、おにぎり、フランクフルトができあがりました。親子でほおばる姿があちらこちらで見られました。また、イベントコーナーではこの日のために保護者の方々がバンドを組み(楽器演奏部)腕前を披露してくれました。ソプラノサックスにオカリナと普段目にすることのない楽器の音色に大人も子どもウットリ。そして「トトロ」「世界中の子どもたちが」等を皆で大合唱しました。オリーブ会(保護者会)のご協力のもと、176、766円の募金が集まりました。横浜YMCA 国際・地域協力募金に寄付させて頂きます。ありがとうございました。
(YMCAとつか保育園 佐藤智保)

レクリエーション型 NEWスポーツ 『ガガ』

横浜YMCA・野外リーダートレーニングin富士山YMCA

10月23日(土)~24日(日)一泊二日の形式で、野外活動、季節キャンプに参加経験のあるリーダー(指導者)、スタッフ総勢15名で富士山YMCAにてフィールドワーク(キャンプ場づくり)を行ってきました。東京ドーム9個分もある広い富士山YMCAにこどもたちが気軽に遊べる、楽しめる場所をつくろうということで、とあるスポーツのできるフィールドと道具づくりをテーマとなりました。この、とあるスポーツとは『ガガ』と言い現在、アメリカで大人気のドッチボール型ゲームです。イスラエル発祥で、大人とこども、男の子と女の子など誰とでも、一緒に遊べるユニークなボールゲームです。場所もとらず、試合時間も長くならず、手軽に楽しめ、誰もが夢中になる新しいレクリエーション型のスポーツです。

もう少し遊び方を説明します。八面体の木製のフェンス(囲い)の中で、7~8人が一斉に入り、ボールをぶつけあい、当たった人はフェンスの外に出ていき、最後の二人になったら、どちらかが勝つと…優勝!というシンプルなもの。ただ①ボールを持ったり、つかんだりはできない、②膝下まで高さのボールを転がして当てるというルールがあります。
 
今回はこれを是非、富士山YMCAに設置しようという意図で、YMCAのプログラムを支えるリーダーとスタッフが協力をして準備、作業をしました。二日間のスケジュールをかけて、"ガガ"のピットとなる八面体の木製の囲い(今回は50cmくらいの高さ、長さは2mくらい)をつくりあげるのに、鋸で切り、穴をあけ、ヤスリで角を落し、そしてペンキで色を塗り仕上げをしました。また富士山YMCAのとあるスペースに設置できるように草刈を行い、石を拾い環境を整いました。仕上げを十分することはできませんでしたが、なんとか左の写真のように、形にすることができました。参加したリーダーからは、『是非このNEWスポーツで、富士山YMCAに訪れる子どもたちの交流ができるといいですね』 『以外と大人でもはまりますね』『勝つのが難しい!』など感想が聞こえてきました。またこのような取り組みを継続していきたいものです。
(厚木YMCA 宮崎 亮)

2010年11月6日土曜日

魔法の板(カプラ)

YMCA山手台保育園アルク・アルクファミリー(保護者会)主催イベント

11月3日(祝)YMCA山手台保育園アルクに於いて、アルクファミリー(保護者会)主催『カプラであそぼう!』が行われました。『カプラ』とはオランダ語で『こびとの板』という意味。フランスのおもちゃとして親しまれていますが、考案者はオランダのトム・ブリューゲンという方。15年を費やし、どんな形も作り出せる魔法の板を考案しました。比率が1:3:15というこの板はすべて同じ大きさ、同じ形。三角や半分、また倍の大きさの板はありません。ですが、何でも作れてしまう魔法の板です。乳児クラスと幼児クラスに分かれ、それぞれにインストラクターの方がついて説明をしてくださいました。『カプラ』を置く方法は3つ。『寝かす』『起こす』『立たせる』。そして、持ち方を指導してくださいました。

乳児クラスでは乳児たちが床に広がった『カプラ』で自由に遊びます。手にとって打ち鳴らしたり、床に線路の様に繋げたり、少し積み上げたり。でも乳児たちにとって一番楽しいのは保護者の方が積み上げた『カプラ』を崩すこと。この『カプラ』崩れる時の音も、木のとても良い音がします。保護者の方々の協力により「大きなキリン」「小さなキリン」「大きなライオン」「タワー」「家」が完成しました。
幼児クラスでは、3つのグループに分かれて超大作を作り上げていきす。薄い板が、少しずつ少しずつ高くなっていきます。子どもたちも真剣な表情になってきます。自分の背より高くなってくると、椅子に乗ったり、保護者の方に抱き上げていただいてそっと板を置きます。みんなで大きな作品を作り上げる為に、子どもたちは素晴らしい集中力をみせてくれました。自分だけでなく譲り合って積み上げていかなくては崩れてしまうので、とても良く協力し合う姿もみられました。「大きいかまくら」「少し小さいかまくら」「長い橋」(長い橋の上には線路が敷かれ、汽車が置かれ、橋の下には小さな家が造られました。
今回の『カプラであそぼう!』で子どもたちもとても楽しい体験ができましたが、保護者の方々も子どもたちより夢中になって遊ぶことができたのではないでしょうか?子どもと真剣になって遊ぶ、大切な時間ですね。企画、準備をしてくださったアルクファミリー・スタッフの方々、当日お手伝いをしてくださった方々、ありがとうございました。
(YMCA山手台保育園アルク 遠藤弘子)

2010年11月5日金曜日

富士山YMCAで異文化交流

YMCA ACT・語学会員 異文化交流キャンプ

10月30日(土)~31日(日)1泊2日で、成人英語会員7名・日本語会員3名・一般の方2名・外国人講師1名、YMCAスタッフ1名の計14名で富士山YMCAに行きました。メインイベントはバーベキューで楽しく異文化交流を図ることが目的です。
初日の夕方に富士山YMCAに到着し、チェックイン後にバーベキューまで少し時間があったので、日本語クラスの生徒が、ロシア語とエストニア語の紹介をしてくれました。ホワイトボードにアルファベットを書きながら説明してくれたので、書き方や発音を聞いて、難しいけれどおもしろい!と初めて見た参加者の皆さんは驚いていました。バーベキューの会場へと移動し、準備をしながら、英語と日本語でそれぞれの国や文化の紹介をしたり、お互いの仕事の話しながら和気藹々と過ごすことができました。台風も関東に接近している中、やや雨は強かったのですが、その強さを吹き飛ばすかのように、参加者の皆さんはとても楽しんでいました。
2日目は、富士山YMCAの広い敷地で参加者は朝食前にお散歩に出かけて、写真を撮ったり、ダイニングホールでゆったりと読書をしていました。午前中には富士山YMCAを離れ、名物ソフトクリームを食べに隣にある「まかいの牧場」へでかけ、その後、天然温泉「天母の湯」へでかけました。初めて温泉に入った日本語クラスの方々は気持ちいい!ととても喜んでいました。英語クラスの方々は温泉に入った方とすぐ近くに「奇石博物館」があったので、博物館を利用された方と2手に分かれ、自由行動の時間をとりました。今回は、あいにくの天気でしたが、日本・アメリカ・ロシア・エストニアの4カ国出身の参加者が言葉や文化の違いを学び、とても有意義な交流となりました。
(YMCA ACT 樋口さやか)

ハロウィンでミッションハイク

厚木YMCA学童クラブ・ハロウィンパーティ

厚木YMCA学童クラブ(あゆの学校)では、2010年10月27日(水)にハロウィンパーティを行いました。この日のために、衣装を作り部屋の飾りつけをし、かぼちゃでジャックランタン作りをして準備してきました。
当日は、各自作った衣装に身をまとい、生活班4グループに分かれて、ハロウィンの紙芝居を見ました。その後はメインイベントのミッションハイクです。近隣の公園や、厚木YMCA本館をまわり、仮装したリーダー(指導者)を発見し、『トリックオアトリート』といってお菓子をもらえるという内容です。途中にYMCAクイズや、ネイチャーゲームなども盛り込み、なかなかの難関が続きます。ゴールのあゆの学校部屋を目指して各グループ必死で頑張っていました。全てのグループがゴールした後はみんなでゲームを行い楽しい1日は終了です。楽しみながら、ハロウィンの意味も子どもたちに伝えていける機会となりました。これからも季節に応じた様々なイベントを行っていきたいと思います。
 
(厚木YMCA 吉野孝次)

2010年11月4日木曜日

総主事コラム「こもれび」2010年11月

「家族の平和から」

赤ちゃんが笑った
かわいいほっぺが笑った
赤ちゃんの手はちいさいからかわいいね
赤ちゃんの足はちっさいからかわいいね
自分がかわいいって
わかんないから
うんと かわいいね
(詩 伊藤英高『こころのうた』より)

児童虐待や、子どもの自殺のニュースが絶えない。未来を担う子どもたちの幼い「いのち」が奪われることほど、心が痛むことはない。しかも愛されるべき家族からの虐待を受け保護される児童は、増加の一途で児童相談所やその子どもたちを保護する施設が足らない状態であるという。11月は、横浜YMCAの平和月間だ。戦争や争いをなくし、世界との交流を進めることは、とても大切なことだ。しかし、その根底にある人を信頼するこころを育む家族の関係の希薄さが増しているのが気に掛かる。平穏に、そして家族が仲むつまじく和を生み出す家族の関係こそ平和を生み出す人が育つ礎だと思う。この詩の赤ちゃんが笑うのは、赤ちゃんを笑顔でのぞき込んでいる親や家族がいるからだ。全てをゆだね生きている赤ちゃんだからこそかわいいのだが、全てをゆだねられている親や家族にとって赤ちゃんのひとこえ、動作、笑顔に喜び、微笑んでしまう。その笑顔が広がっていく光景は、平和を感じるひとときだ。赤ちゃんは、きっと「かわいいから笑らっているんじゃないよ、安心だよ、信頼しているから全てをゆだねられるよ」と言っているように思う。このような家族の絆が育まれるよう家族の平和を共に考えつつ、地域の、世界の平和を考えるときでありたい。
(横浜YMCA総主事 田口 努)

5歳になったらまた来てね!

YMCAたかつ保育園・富士山YMCAファミリーキャンプ

台風の影響も心配された、10月30日(土)~31日(日)にYMCAたかつ保育園の2~4歳児のお友だちとそのご家族がファミリーキャンプに富士山YMCAに来てくれました。YMCA保育園では5歳になると富士山YMCAで夏と冬にキャンプを行っていますが、そのキャンプ場やプログラムを家族みんなで体験していただければと思います。
先ずは、乗馬体験です。本来ならば富士山YMCAの広大な大草原での実施を予定していましたが、雨風共に強まってきたのでキャンプ支援センター内で行いました。ポニークラブ「エヘガザル」から、ポニーの“アパ”と“クリス”がやってきました。ポニーといえども体重は、子どもたちの約10倍…少し怖がってしまうかなと思っていたのですが、みんな「乗りたい!」と手を挙げ、10回以上は乗ったのではないでしょうか? そして、一番楽しんでいたのは、後半乗馬を行ったお母さんや先生かもしれません。最後にはありがとうの気持ちを込めてブラッシングを行い、乗馬体験は終了しました。夜は、みんなでロウソクの火を囲んで「キャンドルサービス」を行いました。暖かい火の下、楽しいゲームや歌を通じて、家族の親睦を深める時間になりました。

2日目は、ハロウィン飾りを作成しました。日本オーストラリアハーブ友好協会、高野さんにご指導いただき、家族みんなでドア飾り作りに挑戦です。三つ編みをした紐に、松ぼっくりや木の実、そしてハーブをつけていきまました。同じ材料を使っているのに、個性あふれるドア飾りが完成しました。これで、みんなのお家も守ってくれるでしょう。そして、最後は台風一過のなか、大草原を駆け回り、キャンプは終了しました。たかつ保育園の皆さん、ありがとうございました。今回参加いただいたお友だちが成長して5歳になった時、再会できる事を今からとても楽しみにしています。
(富士山YMCA 村田彰宏)

2010年11月2日火曜日

Trick or Treat

英語幼児園YMCA Global Kindergarten・ハロウィーンパーティー

10月29日(金)にYMCAの全日制幼児園 YMCA Global Kindergarten のハロウィーンパーティーを行ないました。かわいらしいwitch(魔女)や素敵なwizard(魔法使い)、みんなを守ってくれるSuperman(スーパーマン)やSpider man(スパイダーマン)、強そうなpirate(海賊)にこわそうなvampire(吸血鬼)、とってもキュートなSnow white(白雪姫)やCinderella(シンデレラ)、テレビの人気者 Buzz Light Year(バズ・ライトイヤー)とWoody(ウッディ)、Masked Rider(仮面ライダー)まで、思い思いの衣装を身につけた可愛い笑顔が揃いました。
ハロウィーン版、福笑いゲーム "Pin the nose to the witch" や輪投げのように少し離れたところからキャンディーを箱に投げ入れて入った分をもらえる "Candy throwing"の2つのゲームを楽しんだ後、ファッションショーで素敵な衣装のお披露目をしました。年上のクラスの子どもが小さい子をエスコートして花道に登場すると、観客席のご家族から「かわいいねー!」「(上手にエスコートしていて)紳士だねー」という声が聞こえてきました。先生からの "What are you?" という質問に、"I'm a witch!" "I'm Buzz!" と胸を張って答える様子が見られました。
 
ファッションショーが終わった後には、みんなが一番楽しみにしていたトリックオアトリートで9階立ての中央YMCA館内をまわりました。お手伝いの保護者の方や先生に大きな声で "Trick or Treat" と言ってたくさんのお菓子をもらいました。お菓子をもらったら忘れずに "Thank you. Happy Halloween!!" と言えたかな。最後に、YMCAを出発して近隣をパレードしました。子ども達の仮装姿に道行く人達も思わずにっこり。パレードの途中、JR関内駅前では、ハロウィーンでおなじみのお化けや魔女が登場する "Ghosts and Goblins" という歌を輪唱しました。最後は、目的地の横浜公園まで元気いっぱいにパレードすることが出来ました。次回のお楽しみ行事であるクリスマスコンサートでは、元気なみんなのかわいい歌声や得意なことを披露してもらいます。お楽しみに!
(中央YMCA 中村礼子)